居場所
【居たい場所】
おはようございます。関東は今日も良い天気になりそうです。昨日から実家を出て、しばらく都内で過ごしてから、ドイツに戻ろうかと考えてます。ワクチン接種を終えていない私は、帰国前にはPCR検査を受けないといけないので、まだまだ気を引き締めなければいけませんが、家族やお店の人以外の誰かに、リアルで会う約束をしたのは久しぶりなので、この数日間は秋空のもと、小さく固まってしまっていた私の心が、また大きく広げられることを心から期待しています💕 そして今日も早速、自然の下に足を運ぼうかと考えています。
昨日、実家を出たのですが、出る前には父や母にもしっかり挨拶はしてきました。特に今回も父に対しては思う事がいろいろあったので、最後は父に対して、私はどうのように感じるのだろうかと考えていたのですが、一線を引いてから、父に対しての見方が変わったのか、それとも父が変わったのか・・・。少し前に感じた「同じ空間にいることさえも苦痛」という感覚も消え、父の在り方が気にならなくなりました。(もうあまり見ないように、気にしないようにしたというのもありますが・・・😆)
実家に滞在中は言いたい放題の私でしたが、最後に父からは「いつでも帰ってくるように」との言葉をかけてもらいました。私にも思うことはありますが、それでも、その部分は常に父親で、そしていくつになってもそのようにいってもらえることに対して、この先行き不安定な状況下、素直に感謝する気持ちを持つことができました。
お父さん、お母さん、ありがとう。
このご時世、高齢の両親と生活するということは、様々なリスクや行動制限を自分に課さなければならないため、普段の生活でさえも、行動が狭まり、小さくなってしまうのに、その緊張感は倍になります。正直、私には一人でいるよりも、もっと苦しい生活を強いられるように感じられてしまいます。父や母が私のことを本当に理解してくれているようにも全くもって思わないし、実家にいると心から寛げるというわけではありませんが、それでもやっぱりここも私の居場所なのだと思えるのです。私がいてもいいのだなと。
実家にはまた帰るつもりですが、でもやっぱりいつも出るときは辛いです・・・。
とはいえ、いつまでもじっと受け身でいるわけにはいかないので、そろそろ前を向き、立ち上がって進んでいかないと、と自分に言い聞かせ、ここで少し心のリハビリをしてから、明るい気持ちで元の場所に戻っていきたいと思っています。
自立するようになってから、気が付くと私は一つの場所に長く居続けられなくなりました。
アメリカ、ドイツ、オランダ、ドイツ。ドイツ国内でも恐らく6回は引っ越しをしています。自分でそれを望んでいたというわけではないのですが、同じ場所に居続けられない。どうやらそれが私の宿命のようで・・・。
「川の水のように流れ続ける」
それでも、この人生の最後を迎える時までには、自分が常に戻り、居たいと思える場所に辿り着けていることを願っています。川の水が最後は海に流れ着くように。
(結局は常に循環してますが・・・)
それでは皆様、今日も素晴らしい一日を。
そうだ、ご存じかと思いますが、今日は魚座の満月で、中秋の名月です。ジャスト満月は日本時間の午前8時54分。間もなくです。皆様の心が、広く、清々しく、空や自然、人との繋がりを充分に感じられますように・・・。
0コメント