行ってきました、初サウジアラビア!

【思った以上に優しい国でした】


皆様 こんにちは。

今日は前回お話ししたサウジアラビア初入国のエピソードを写真とともにご紹介しようと思います。


正直いうと、中東諸国にはこれまで特に強い思い入れもなく、宗教色が強いので、女性が気楽に観光できるような場所ではないという認識だったため、一生訪れることはないだろうと思っていました。


唯一、行ってみようと計画を立てたのが、ヨルダン。


確か、コロナが流行する少し前だったとおもうのですが、当時、ペトラ遺跡に行ってみたかったので2泊3日くらいで旅程を立てたのですが、結局、アメリカとイスラエルとの政治的な何かがあったことが理由で断念。


それ以降は特に行ってみようとも考えてもいませんでした。


それが今年から会社からの命令で、私もこれらの国々に仕事で行かなければいけなくなり、突然身近になった中東。

不安はあるものの、でもワクワクもあり。(私用では多分この先も行く機会はない・・・)


もしかしたらこれが最初で最後かもしれないので、多少のリスクがあっても出来れば外出して、外の空気や文化に触れてきたい。


そんな理由で、このフライトはある程度の準備をして臨みました。


FRA(フランクフルト)-RHU(リアド経由)-DMM(ダンマーム)。

今回はサウジアラビア東部州の州都であるダンマームで一泊。

この町はペルシャ湾に面し、サウジアラビアでは6番目に人口の多い都市で、やはり石油産業の中心地として発展したようです。


私用での入国であれば事前に2万円近いVISAを取得しなければいけないのですが、私は乗務員としての入国だったため、日本のパスポートと10本指の指紋のみ。

たったの一泊でしたが、現地のスターバックス、スーパーマーケット、勇気をだして1人(同僚は誰も興味を示さず🥲だったので)、初めてUberを使い博物館などを訪問。


それなりに楽しむことができました。


簡単にではありますが、よかったら現地の写真と簡単なエピソードをご覧ください。

まずは、宿泊ホテルから見た朝の景色。向こうに見えるのはペルシャ湾です。

朝9時頃の写真。交通渋滞もなくのんびりした景色です。


その後、朝10時くらいにホテルの向かいにあるスターバックスまで行って、軽い食事と、コーヒーを飲みにいこうと外出。


支払いはクレジットカードだけでも大丈夫だと聞いてはいたものの、少し心配だったので、やっぱり少し現地通貨を手にいれたい・・・。


私はその時ユーロしか現金の持ち合わせがなかったので、まずは手っ取り早くホテルのレセプションで50ユーロ(約8千円くらい)を現地通貨のリアルに交換してもらいました。

大体190~200SAR(サウジアラビアリアル)の現金を手に、いざ入店!

カプチーノとチーズ入りクロワッサン。


外観、内観、メニューも、値段も、ドイツ、日本とほぼ一緒。

写真のメニューの値段は、はっきりとは覚えていないのですが、多分千円くらいだったと思います。


それにしても日本のスタバとは大違いで、人がいないです。

ぱっと見渡して私以外に店員さんが1人と、男性客が1人だけ。

プラス、こちらのスターバックスにはフリーWi-Fiもありませんでした。

あまりゆっくりしている時間もなかったので、クロワッサンを食べ、カプチーノを飲み終えたら、早速、最寄りのショッピングモールへ移動しました。


スターバックスから大体徒歩10分くらいの場所にありました。

歩きながらの景色なのですが、ほんと人がいない・・・。


勿論、いたとしてもあまり映り込まないよう配慮はしますが、その必要もないくらい、外を歩く人がいないです。

朝10時から開店のショッピングモール。

写真には写っていませんが、人影はちらほら。


この国ではお昼以降に開店するお店が多いようで、スペインなどと同じで、暑いので日中よりも、お昼、夕方以降から人が動くようですね。


ちなみに、この日の外気温32度くらい。日本の夏の暑さと大して変わらないといったところです。


写真は撮りませんでしたが、カルフールというフランス系のスーパーマーケットが入っていたので、そこで少しだけお買い物。


白茶とMamoul (マアムール)という現地のクッキーなどを購入してみました。


それにしてもWhite Tea (白茶)があったのには少し驚き。白茶は中国茶の中でも高級茶葉で、あまり手軽に手に入らないのですが、こちらではティーバックで販売されてました。

味もまぁまぁ美味しい!


次回も、もしまた機会があれば同じものを購入したいと思います。

このあとは一旦ホテルに戻り、荷物をおいて少し休憩。


そして午後から、折角なので少し離れたところにある Heritage Villageという博物館へ。

移動は悩みに悩んでUberを使うことを決断です。


TAXIのアプリは使ったことがあったのですが、Uberは一般人がドライバーの場合がほとんどなので、少し怖くてこれまで使用したことがありませんでした。


ただこの国ではTAXIよりもUberのほうがポピュラーなようで、TAXIよりも捕まえやすい。

とはいえ、呼ぶのにはWi-Fiは必須。

行きはよくても、帰りはどうだかわからない中、とりあえずなんとかなると信じて向かいました。


訪れたHeritage Villageのホームページのリンクを直接貼り付けようと思ったのですが、

どうも上手く出来ないので、興味がある方は下記のアドレスからご覧ください。


https://heritage-village.com.sa/en/


ちなみに、私が撮った写真は内観のみ。(外観は撮り忘れました😅)

館内は家具や照明の感じがとても素敵で、2階には展示室や、マーケット、そしてペルシャ湾が見られるテラスカフェ、1階はレストラン。


お腹はすいていなかったのですが、今回は折角なのでどこかで軽い食事と、サウジシャンパン、そしてアラビックコーヒーを飲むぞと心に決めてました!


以下、写真をお楽しみください。

施設案内です。


午後3時からオープンし始めるらしいマーケット。

画廊は開いているようでしたが、やっぱり店内には誰もいませんでした・・・。

2階のカフェテラスからみたペルシャ湾の景色。やっぱり人がいない。

ちなみにこのカフェも人が誰もおらず、しまってましたね。

展示物の一つで、どこかの学校の様子?

そしてこちらは2階から撮影した1階のレストランの様子です。

なんか素敵ですね~。


最後はここで女1人、食事をすることにしました。

(男性社会なので、女1人で外で食事は恐らくかなりレア?)

まずはサウジシャンパン。アルコールが禁止されているこの国ならではの美味しいジュースです。

アイスミントレモンティーの炭酸入りといった感じのお味。

さっぱりしていて美味しかったで~す!


一番の目的はサウジシャンパンを飲むことだったのですが、流石にこれだけという訳にはいかず、ウエイターさんからは何かを食べるようにと次から次へと進められ、食べきる自信はなかったものの、とりあえずサモサと前菜をオーダーです。

右上、茄子のHumusが一番美味しかったですが、それ以外もGOOD!


右端のサモサ(サモサはインド読み)は春巻きのようなスナックなのですが、中身はチーズと野菜。

結局、食べきれず、半分以上残してしまいましたが、どれもとても美味しかったです。


そして締めにはアラビックコーヒーをいただき、終了。

食事を終えました。

このスパイスコーヒーを飲んだ感想は、どちらかというとコーヒーというより紅茶に近い感じ。

味はインドのマサラチャイ(スパイスティー)を彷彿させます。


お砂糖もミルクも何もいれずに飲むらしいのですが、最初は熱すぎて飲めなかったのが、冷めたらこれが結構おいしい。


大満足!


この時点で午後3時半近くだったのでそろそろホテルに戻らなければいけない時間。

またUberを呼んで、ホテルへ・・・。


この施設にもやはりフリーWi-Fiはなく、仕方がないのでデータ通信を使おうと四苦八苦していたら、親切な女性の施設職員の方が私に声をかけてくださり、彼女が私のためにUberを呼んでくれました。


支払いは現金で乗車後に支払う形にしてもらい、料金は20リアルほどの乗車代金だったのですが、手元にまだ50リアルほど残っていたので全く問題なしでした。

(もってて良かった現地通貨!)


車が到着するまで大体15分。その間、彼女と少しおしゃべり。

流ちょうな英語で、ダンマームの観光地について、いろいろ教えてくれました。

今回は無理ですが、次があれば、是非行ってみたいと思います。


そしてホテルには午後4時頃到着。

その後は少し休憩して、夜9時半にPick Upでホテルを後にしダンマーム空港へ。

飛行機はまずリアドに向かい、お客様を拾ってからフランクフルトへ。

翌朝無事にドイツに戻りました。


以上、短いですがサウジアラビア初訪問の報告です。


今回のサウジアラビア訪問の印象なのですが、アルコール類(アルコールが含まれているものは全て持ち込み禁止)に対しては、どうしてそこまでと思うほど厳しく、不思議な規則が多いと思いはしましたが、想像以上に安全な国ということでしょうか。


そして、あちこちで出身国を聞かれ「日本」だと答えると、ニコニコしながら日本語で挨拶を返してくださる方が多数いたことにはとても感激しました。


Uberのドライバーさんは一言もしゃべりませんでしたけど、基本皆さん優しい。


中には出稼ぎなどで、チップを必要とする人もいますが、基本チップ文化の国ではないようなので、ホスピタリティに富んでいるようです。


流石、お金持ちの国ですね~。

それとも日本人のように国民性なのでしょうか?(それはないですね、多分)


兎に角、また来たいか、ここで何がしたいかといわれても、すぐに答えはみつけられそうもないのですが、それでも思った以上に親切で優しい国で、好印象の国でした。


素敵な経験ができたことに心から感謝です。♥


ドイツに戻ったのは17日で、牡羊座のスーパー満月のタイミング。

流石に疲れたので帰宅後は少し休みましたが、午後から外に出て少しお散歩。


この日、夜の月は見られませんでしたが、お昼の空にも七色の光があちこちで輝いており、そちらはしっかり。


テンション上がる吉兆です!


それでは皆様、今日はこれで。

どうか皆様にとって素敵な日曜日となりますように。

逆さ虹🌈

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