乙女座満月(追記)
【今感じていること *悲しい報告なので読まれる方は注意です】
皆様 こんにちは。
今日24日、まもなく乙女座でジャスト満月を迎えます。
本当ならば、今頃は大阪にいたはずなのですが、あれからずっとドイツにいます。
13日に日本からドイツに戻ってきてから今日までの時間は、私には長く、少し苦しく感じる時間でした・・・。
それらも今日で一気に手放せそうです。
皆様はいかがでしたでしょうか?
具体的に何がおきたのかというと、まずドイツに到着と同時に、これまで仲良くさせていただいていた職場の先輩の入院の知らせをうけたことでした。そして、次は昨年10月に書いたブログにも登場したドイツ人の友人であるNancyの訃報。
こちらに戻ってまだ10日ほどしかたっていないのに、気持ち半年くらいが過ぎた感覚です。
ただただ心臓だけがドキドキして、どうしたらよいのか、何が出来るのか、受け止めきれず・・・。
同時に、もどってすぐに大阪便に乗務予定だったのですが、今年に入って2度目のキャンセル。
今回は地上職員のストの影響だったのですが、それにしても1週間パターンの大阪フライトがなくなり、またスタンバイで自宅待機。
何かしようにも気持ちも体も動かず、動けずの状況でした。
そんな中、一昨日の22日、Nancyのお葬式。
彼女にサヨナラを伝えに行きたかったのですが、彼女のもとにいくには片道5時間ほどかかるため、葬儀には参列せず、今回は大きな白いお花だけを贈り、一人空を見上げてお別れをし、
いつか日を改めて彼女の眠る場所に行くことにしました。
それにしても、長いことショートメッセージだけのやりとりだったのに、昨年、急に彼女と再びリアルな縁が復活したのは、こうゆう意味だったのだということが今になってはっきりと理解出来ました。
ただ今は、何も知らず、彼女が生きているうちにまた2人で楽しい時間を過ごすことが出来たこと、本当に良かったという気持ちで一杯です。
また病床の先輩からも昨日連絡があり、ドイツの医師からの許可がおり、今後日本で治療を受けることが出来るとのこと。
一番安心できる場所に戻り、そこには待っていてくれる家族がいる。
彼女も色々あったのですが、そこでゆっくり体調を整えて、また元気になっていただけたらと願いながら、一人涙が溢れ・・・。
2月前半はとにかく新しい世界を切り開こうと精一杯走っていた時間だったのですが、後半はじっくり今までと、そしてどこか奥からくる悲しみと向き合う時間でした。
今振り返っても、こんなに前半と後半が対照的な月も珍しい。
数日前に強烈な太陽フレアがまた発生したようで、昨日、今日あたりはその影響が色濃く地球に反映されるといいます。
(今のところ、体調もよく、インターネット接続も問題なし、停電も、電気関係の不具合もないので大丈夫なのですが、ただ今日は朝から涙が止まらず、満月の影響かもしれませんがどうやら私の心にかなりの影響を与えているようです😢)
こちらドイツは午後12時をまわったところのなのですが、前日よりも少し寒く外気温7度。雨が降ったり晴れたりと不思議な天気です。ジャスト満月は午後1時半ごろ(日本時間では午後9時半ごろ)なので、このブログを書き終えたら少しまた外に出て、切り替えの意味でまた虹探しでもしてこようかと思います。
見つかるといいな🌈
今、私は家にいなければいけないという状況を利用し、自宅の断捨離を進めているのですが、
乙女座満月の意図する「浄化」と「調整」。そして今回は特に「人間関係」に焦点があたっているようなので、ある意味、私はあるべきところで、あるべきことをして、これから自分のいる場所はどこなのか?ということを強く考えることができたそんな時間になったように思います。
今日はこれから、ここからは悲しみよりも喜びを、悲しみでさえも喜びに満ちていく、そんな場所にいつもありたいと強く空に向かって思いを放ってこようと思っています。
それでは日本の皆様 どうか素敵な3連休をお過ごしくださいませ。そしてドイツでは良い週末を!
追記です。
*2024年2月29日、閏日の木曜日。
Nancyに会いにRottweil(ロットヴァイル・ドイツ南西部のバーデンヴュルテンベルグ州)に日帰りで行ってきました。
朝6時半に家を出て、約5時間かけて午後12時に現地に到着です。滞在時間は約1時間。帰路も5時間かかり、往復10時間のドイツ鉄道での久しぶりの旅。
実はこの地を訪れるのはこれが3回目。
内2回はNancyがらみなのですが、でも最初の訪問はインドで知り合った別のドイツの知人がこの場所に住んでいて、自宅に招待してくれた時でした。
Schwalzwald(黒い森)といえば、魔女狩りや、奇妙なカーニバルが有名な場所ではあるのですが、ただドイツの都市の中でもそこまで有名でも大きいわけでもなく。
でもそんな場所にたまたま二人も知り合いが住んでいた。
今考えても、本当に不思議です。
この地に再び訪れることは、きっと私がドイツに来なければならなかった理由(前世という意味です。恐らく、いつかの前世で私もここに住んでいたのだと思います。それはあまり良い記憶ではなさそうですが・・・)の一つだったのでしょう。
ちなみにNancyが埋葬された墓地の名前は聞いていたのですが、お墓の場所までは流石にきけず。
なんとかなるだろうと、一か八かで墓地をうろうろ探してみたのですが、なんと、見つかりました!きっとNancyが導いてくれたのだと思います。
白いバラの花を一輪だけもって、彼女に直接お別れを告げることができました。
そして私は今世でも、もしまた生まれ変わることがあったとしても、もう二度とこの地に来ることはないと思います。Nancyにもそう告げてRottweil駅を後にしました。
ということで、2月の一連の出来事、過去との決別、悲しみ、私の中では今日で最後です。
明日からは3月。
色々変化の風が吹いてきているのですが、私はただ行くべき場所へむかって、また歩み始めようと思います。
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