ポジティブ心理学

【ポジティブ心理学を用いたアプローチ】


皆様 こんにちは。今日は最近引き寄せられているポジティブ心理学について、少しアウトプットを兼ねて書いていこうと思います。


そもそもこのポジティブ心理学という概念を知ったきっかけは去年の夏に遡るのですが、何となく参加した回復力や弾性を意味する『レジリエンス』をテーマにしたセミナーが発端です。マインドフルネスもある意味ポジティブ心理学の要素を含んでいるのではとも思いますが、言葉としてポジティブ心理学ベースとうたっていたのはこのセミナーからだったと思います。


その時は、セミナーに参加もその先には進まず、自分の興味の範囲で本を読んだりしていただけだったのですが、

先日参加した国際コーチング連盟日本支部主催のコーチング・コンバージなるオンラインイベントで、たまたまリアルに参加した講座が一つあるのですが(オンラインによる疲れが酷く、それ以外は全てアーカイブ視聴です😅)、その中で何冊か本が紹介されていたのですが、中でも何故だか『ポジティブ・コーチングの教科書』(ロバート・ビスワス=ディーナー著)という本に目が留まりました。そして講座終了後に早速Amazonで注文。

極めつけが、そのイベントが開催される少し前のこと。ネットで『マインドフルネスカウンセラー講座』というセミナーをふとみつけ、それまでマインドフルネスに関しては、知識などの静的なものよりは、リアル体験などの動的な関わりが多く、瞑想に参加したり、MBSRの8週間コースに参加するなどして、自分なりのプラックティスは行ってはいたものの、積極的なアウトプットまでには至らず。(コラボレーション企画として、これまだ2、3回ほどマインドフルネス関連のワークショップは開いた経験はありますが・・・)

その案内を見た時に、カウンセラーとして誰かの為に何かが出来るのならと参加を決めたその講座。実はこちらも蓋を開けてみたらポジティブ心理学がベースでした・・・。


と、こんな感じで導かれるような流れでつながっていたため、少し興味をもって知識を深めてみようと一念発起。

実際、現在自分が行っているコーチングとも深くかかわりがあり、もう少し深く掘ってみたいと思った次第です。

(ここで私が特に重点をおいているのはテストやツールを使ったアプローチについてです・・・)

因みに、今後ポジティブ心理学をベースにしたコーチングの講座にも参加予定です。


それでは、前置きはこの辺で、まずはポジティブ心理学とは何か?というところから始めていきたいと思います。


ポジティブ心理学(ポジティブしんりがく、英語: positive psychology)とは個人や社会を繁栄させるような強みや長所を研究する心理学の一分野である。精神疾患を治すことよりも、通常の人生をより充実したものにするための研究がなされている。 現代のポジティブ心理学は、1998年にマーティン・セリグマンが、アメリカ心理学会の会長に選ばれた際に、任期中の課題としてポジティブ心理学の創設を選んだことにより、新しい領域として開始した。(Wikipedia引用)


いつものようにウィキペディから引用させていただいたのですが、先に紹介した本の中でこのポジティブ心理学は『ネガティブを無視してポジティブな面だけに注目するものではないこと』、『実証、計測、テストを重んじること』、そして『ポジティブ心理学は人を+3から+5に引き上げる(そういう理由でコーチングと相性が良い)』などと説明されています。


私は以前、自分の強みを知るために、米国ギャラップ社の才能診断ツール『ストレングスファインダー®』や、ポジティブ心理学の第一人者であるクリストファー・ピーターソン博士とマーティン・セリグマン博士が開発した、強み診断ツール「VIA-IS」を受けたことがあります。

その時はどちらかというとストレングスファインダー®の強みの結果の方に目が行きがちでしたが、この「VIA-IS」テストはまさにポジティブ心理学がベース。この「VIA-IS」テストにおける強みの分類は全部で24種類で、そのうちトップ5の強みが「自分を特徴づける強み(Signature Strength)」とされています。

これらで導き出された自分の強みを生活や仕事などで活用することで、人生の満足感や仕事の充実感が向上するという研究結果が報告されているそうです。

以前、強みに関するブログ内でもご紹介したと思うのですが、興味のある方の為に、今一度リンクを貼っておきますね。

(ストレングスファインダー®は有料ですが、VIA-ISは無料で受けられます)



ちなみに、「VIA-IS」の診断結果で、私のトップ1の強みは精神性でした。


私自身、すでにその自覚があったのですが、私が生きる中で本当にこころから喜びを感じられることというのは、自分の行動が、私が行うことに意味があると思えた時や、かかわった人たちにも何かしらの利(物質的なことだけではなく、精神的な面でも)をもたらすことが出来た時なのです。

自分を過度に犠牲にすることは好ましくありませんが、でも本当に自分にとっても周りにとっても意味のあるおこないをしていると思いながら動いている時の私は、例え目に見える形での見返りがなくとも、不思議とその行いを自己犠牲とは感じず、I'm willing to do(喜んでやります!)という感覚になり、自分自身とっても満たされた感覚を味わえます。

これでよかったんだ~って。

(ただの自己満足にならないよう、客観的、俯瞰的視点は常に意識するように心がけています・・・)


このテストでの結果は、私の場合、このように的を得たものではありましたが、ただこの結果のみで自分に向いてる仕事や生き方などはそう簡単には決められないかなとは思います。

とはいえ、生きる上で行う様々な選択の中で自分のwell-being(良好状態)を測る、重要な判断材料の一つには確実になるのではと思いました。


このポジティブ心理学が私の今後の生き方や、コーチングにどう影響を与えていくかはまだまだ未知ではありますが、しばらくはセミナーに参加するなり、本を読むなり、関わるなり、特にアウトプットすることに重点を置いて、積極的に関わっていきたいと考えています。


それでは、今日はこの辺りで。

次回はポジティブ心理学とマインドフルネスを融合させたカウンセリングアプローチについて、書いてみようと思います。


それでは Have a nice weekend!


【お知らせ】

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