自分に優しく 他人にも優しく

〖ちょっとした優しさが救いになることも〗


こんにちは。皆様 いかがお過ごしでしょうか?私は都内での2週間の隔離生活を終え、今は実家に帰ってきています。関東においては、昨日から天気が良くなり、猛烈に気温が上昇しており、日中は実家でただただ体力温存のため動かないようにじっとする生活を送っています。コロナ禍の中、高齢の両親がいる実家に身を寄せているため、頻繁に外出することはさすがにできず。ですが今回の帰国は目的をもっての帰国のため、いつまでもじっとしているわけにもいかず、そろそろ出来る範囲で活動再開しなければと考えているところです。


ところで、今日は少し心をテーマに考えていこうと思います。昨日、あるメンタルケアーのスペシャリストである知人との会話の中で、現在の日本の状況、特に心の問題について話が及びました。勿論、昨日ドイツの領事館からのメンタルケアーに関する案内メールにも驚きましたが、それくらい今、心の問題がとても深刻なのだということを実感しました。私もドイツにおいては厳しいロックダウンを経験し、仕事もストップ、友人たちとのリアルな交流も減り、いくら一人でいることに慣れていたとしても、「何かがおかしい」と、偏った考え方をしている自分に気づくことも多々。その都度、友人に連絡を取り、自分のバランスチェックを行ってなんとか自分を保っているような状態でしたが、その知人曰く、日本においても、自殺者の増加は勿論、うつ病やDVの増加など、たとえ見えなかったとしても、確実にそのような問題に直面している方は増えているそうです。日本では海外のような厳しい外出制限はなかったとしても、個人の自制を促される風潮において、たとえ厳しい状況に置かれていない方であったとしても、どこか心が疲れ、いっぱい、いっぱいになっていらっしゃることだろうと思います。そして経験して感じた事ですが、30度以上の炎天下でのマスクの着用。人が大勢いる中や公共の場ではわかりますが、たとえ人通りの少ない道を歩いていたとしても、皆さんしっかりマスク着用していらっしゃる。(私の住んでいるドイツの地域では人混み以外はノーマスクがほとんどでした)充分な呼吸が出来きない息苦しさも、どこか心を圧迫し、この先行き不透明な社会全体に対する不安を助長しているように感じます。


私は感受性の強さゆえ、昔からどこか感情が安定しておらず、心のバランスを保つことに労を要するタイプの一人ではありましたが、運よくたとえどんなにメンタルが落ちたとしても、いつもどこか「なんとかなる」と信じることが出来たため、いついかなる状況にもどういうわけだか対処ができていたように思います。勿論、何もしないでなんとかなると考えているわけではなく、「方法は必ずある」という信念のもと、その時に出来ることは少なくともします。どれだけ努力しても先が見えず、信じ続けることが辛く、きつくなっても、いつも「諦めるな」という声がどこかから聞こえてきて、私を励ましてくれるのです。そして最終的に私は目標に到達し、形はどうであれ、ひとつの満足を得ることが出来てきました。

正直にいうと、私は自分自身がこの人生でやりたかったことはほぼすべて達成していると感じていて、かつ、今までも心に思いを残さないように生きてきたため、いつここから旅立っても後悔はしないだろうなとは思ってはいるのですが、でも最近はまだ最後の仕事があるということに気づかされたので、もう少し経験することに執着してみようと・・・。

(この世界から旅立つ時期は、勿論、自分の都合で決めることは致しません)


私たちは誰しも幸せを経験するために生まれてきていて、今は時代の変わり目ということもあり、その表現方法を内側から生み出す時。膿を出し、新たな生みの苦しみの時だともいえると思います。天災、人災、たとえ今がどんなに経験したことのない状況であったとしても、自分にできない課題は神様からは課されません。どうか諦めずに、自分を信じてあげてください。どうか自分で選んで、今ここにいることを忘れないでください。そして本当に苦しいときは人を頼ることをしてみていただけたらと思います。私も誰かに助けを求めることは苦手です。それでも、これからは少しずつでも誰か近くで手を伸ばしてくれる人に、そばにいてくれる人に頼ろうと思います。物理的な面での具体的な援助は難しいかもしれませんが、誰でもお互いの話を聴くことぐらいはできるはず。落ち着いて、心の内を誰かに聞いてもらうことできっと何か別の視点が生まれるかもしれません。


『自分に優しく 他人にも優しく』。辛くて、苦しいときは自分の好きなことを、自分自身に与えてあげましょう。無理はしなくて良いのです。ただただ自分を愛して、大切にすること。そして、ちょっとしたことでも良いと思います。少しだけ声をあげて、他人にも優しさや親切を向けてみてください。ただの挨拶でも構わないと思います。その瞬間は分からなかったとしても、その声に宿る温かいエネルギーに心や命を助けられる人が必ずいるはずだと思うから・・・。


私はメンタルケアーについて勉強はしてはきましたが、医師や臨床心理士としての経験はないため、本当に心の問題で苦しんでいる方の為に具体的な治療やアドバイスは出来ません。それでも、ヨガやコーチングを通して、一人でも多くの方の話を聴いてあげることができたらと今は思っています。そして共に共有する限られた時間の中で生まれたより良いエネルギーを、たとえ少しであってもこの世の中に放っていけたらと、今は心から願う次第です。

MeYou Creations

=協働と創造= 私創造サポート コーチング・ヨガ・マインドフルネス・星読み

0コメント

  • 1000 / 1000