調和力

『日本人として世界に向けて出来ること』

September 11（セプテンバーイレブン）。2001年の9月11日、今でも覚えてます。あの衝撃的な光景。フランクフルトの街中、ニュースで知ったあの世界同時多発テロの映像。航空会社で乗務員として働いている私としては、旅客機がN.Yのツインタワーにぶつかっていくというあの映像は最初は映画か何かと思う程のあり得ない光景でした。でもあれはリアルに起こった話。あれから、それまではサクサクとある意味パスポートとIDさえあれば許可されていた場所に入ることも容易には出来なくなり、航空業界は大きく変わりました。

皆さんこんにちは。冒頭から悲しい事件を思い出させてしまって申し訳ありません。本当は『モーツァルトと周波数』とか『レジリエンス』をテーマに何か書こうかと思ったのですが、予定変更。最近、不安でたまらないことの一つにアフガン情勢が世界に与えると思われるこれからの絵図について、私が考えてどうこうなるものではないのですが、日本人として、一個人として、少し考えてみたいと思いました。

怖い話はあまり書きたくないのですが、占星術上では『風の時代』が始まるという以前に、約2000年続いた『魚座の時代』が完全に終了し、次の『水瓶座の時代』に移行すると言われていました。魚座の時代というのはそれこそ2000年という長期スパンでの話なので、その時にすっぱりというよりも、この流れはもうすでにうん十年も前から始まっていると言われていて、今はどちらかというと水瓶座の時代にあり、昨年末の土星と木星の水瓶座でのグレートコンジャンクション、現在まだ山羊座を運行する冥王星が2023年に水瓶座にぬけ、そして最終的には現在魚座を運行する海王星が牡羊座に抜けた時が完全移行なのではないかと個人的には考えています。『魚座の時代』の象徴はなんといっても『宇宙意識』や『宗教』という神への信仰心と支配。魚座のシンボルは⇒　♓　で、これは2匹の異なる方向に進もうとする魚が繋がれている図を表しているそうなのですが、相反するものを繋ごうとすることがテーマ。因みに水瓶座は⇒　♒　で、波動が平行で、交わらない。ここではこれ以上言及しませんが、良きも悪しきも、この時代はこれにつきるのではと思います。世界同時多発テロの真実がどこにあり、なんであれ、起こった事実は事実としてあり、そのことがきっかけで始まった戦いであり、これはその終焉であり、結果であり、ある種の答え。魚座の時代の終焉を象徴するかのような出来ごとの恐らくまだ中間点なのでしょうか。オリンピックなんてやってる場合ではないのではないかと正直ここ何日か真剣に考えていました。自身の今後の身の振り方も含めてです。動けなくなる前に・・・。考えすぎだと良いのですが。

ごめんなさい。😅少しシリアスに書きすぎてしまったように思いますが、私がここでいいたかったのは、本当はオリンピックのことです。今回のオリンピック、何故という開催することにたいする疑問がずっとありました。表には出てきていない問題などもあることはわかりますが、それでもこのオリンピックの強行開催が利権とかお金の問題だけではなく、もっと別の意味もあると信じたかった。そして今日その何故の善意の部分が自分なりに分かったような気がしたのです。日本人の、日本人だからこその力『調和力』。日本は魚座のシンボルが示す二匹の魚を繋ぐ紐。世界からははっきりしないだ、優柔不断だと揶揄されることも多く、日本にも調和を求められるが故の悪しき風習はまだ残っておりますが、それでもその本当の意味はみんなでわけあい、認め合う調和力。昔から多神教であるということ、調和にもとづいた価値観、そして過去の過ちから学んだことがベースにある日本の魂。たとえその力がどれだけ弱まろうと、もともとの霊性が高く、根底には強い力を持つ日本人のDNAは確実にあって、それは唯一無二の力。その力を世界に示し、使う場所が今回のこの『オリンピック・パラリンピック』なのであり、このオリンピックは日本だったからこそ出来たのだということ、日本でなければいけなかったのだということ。なるほど・・・。もしかしたら、来年の北京、3年後のパリでのオリンピックはコロナが収まっても、できない状況になるのではとも予想できます。勿論、そのような道を進みたいわけではありませんが、でもだからこそ、このコロナ禍や、自然災害の厳しい中、無理してでも、今、日本でこのオリンピックを開催することに意味があるのではと、今日は突然素直に思えたのでした。そして私はこれを機に、来るパラリンピックも沢山の善意の思いに支えられて、無事に終えられることを、家でじっくり応援したいなという気持ちに切り替えることが出来たのでした。

それでは皆様、どうか良い週末を！🤗